2022(R4)7.15更新
ようこそ文教部へ!!
文教部インフォメーション
令和4年7月15日現在
部 長 行木 伸之(埼玉文学倶楽部)
副 部 長 篠田 勝夫 (熊谷市川柳協会)
常任理事 山本喜久治(熊谷エッセイクラブ)
HP委員 篠田 勝夫 / 行木 伸之 / 行木 妙子
理 事
熊谷市郷土文化会 小池 博 中村友多佳
熊谷市俳句連盟 鈴木 信行 柴崎 貞夫
熊谷山草会 伊藤 治 西村 光男
熊谷茶道協会 松葉 宗弘 佐久間宗瑞
熊谷美術愛好会 飯田 健次 坂本 隆司
熊谷親と子のよい映画をみる会 若林 博 久保田祐子
熊谷の環境を考える連絡協議会 栗原 堯
熊谷市川柳協会 深堀 秀子 大橋 元代
埼玉文学倶楽部 行木 伸之 行木 妙子
熊谷短歌会 金子 貞雄 大倉 恵子
河童の会 田子 作次 代 靖子
くまがや古文書学習研究会 岡田 辰男 鶴田 幸子
熊谷詩人会 井上 朝之 萩原 光之
熊谷エッセイクラブ 篠田 勝夫 山本喜久治
文教部への「入会方法」その他のお問い合わせは 下記へどうぞ
360-0161 熊谷市万吉448-3 行木伸之
Tel:048-537-1341
また、加入をご希望の団体がありましたら上部の各団体へどうぞ。
団体名の上をクリックすると その団体の頁が開けます。
熊谷の環境を考える連絡協議会HP ⇒⇒⇒ http://kumakanren09.net/
江戸千家 鎌塚教場HP ⇒⇒⇒ http://kamatsuka.tea.mepage.jp/
熊谷短歌会HP ⇒⇒⇒ kumatanka.jimdo.com
令和3年度をふりかえって 文教部部長 行木伸之 令和4年3月31日
令和3年度の文教部各団体の活動は、昨年に続き、イベントなど中止や延期が相次ぐ状況でした。文教部会は部内での親睦を図る大切な集まりと捉えていましたが、残念ながら2年連続で開くことができませんでした。
今年度、文教部では、熊谷市文化功労賞に金子貞雄氏(熊谷短歌会)、コミュニティー活動奨励賞(団体)に「くまがや古文書学習・研究会」、コミュニティ活動奨励賞に長谷川達雄氏(親と子のよい映画をみる)、行木妙子氏(埼玉文学倶楽部)の受賞がありました。この場をお借りしてお祝い申し上げます。
コロナ禍に翻弄されたこの2年、熊谷の文化の灯を消すまいと努力されている皆様にはただただ頭が下がる思いです。1日も早い終息を祈るばかりです。
令和2年度は、新型コロナウイルスの蔓延と、それに伴う緊急事態宣言の活動自粛が文教部全ての団体に影響を及ぼしました。予定されていた文化連合フェスティバルは中止、文教部会も開催できず、恒例の行事も中止や延期に追い込まれた団体がほとんどのようです。
そのような中、万全の対策をとった上で、講演会、展示会、外部への指導等開いた団体もあります〔河童の会・熊谷エッセイクラブ・熊谷詩人会・熊谷めぬま菊花会他〕。いち早くテレワーク形式を取り入れた団体も見られました。
今後もリモート形式の会議や、PC、スマホを利用したやりとりを積極的に行うことが文化連合にも求められることになるかと思われます。
なお、妻沼俳句連盟が令和2年12月末、根岸友山・武香顕彰会が令和3年3月に解散となりました。
令和2年度(2020年) 熊谷市文化祭中止に関して 令和2年12月20日
新型コロナウイルスの影響により、熊谷市文化祭は中止になりました。
充分な感染対策を徹底した上で、行事を開催した文教部の6団体を以下に紹介いたします。
10月2日 熊谷詩人会 講演会及び朗読会
10月6~18日 河童の会 第19回創作小説・童話・民話展
10月19日 熊谷市郷土文化会 箱田地区の史跡・旧跡見学会
10月25日 熊谷市俳句連盟 秋季俳句大会
11月1~15日 熊谷めぬま菊花会 熊谷めぬま菊花大会
12月21~28日 熊谷エッセイクラブ 作品展示
熊谷市文化連合主催 研究発表会
「郷土文化の発掘と創造」
(1)謎の足跡「熊谷の源太郎」
(2)「伝統文化で地域再生」
発表者 熊谷市郷土文化会会長 小池博氏
日時 令和2年2月22日(土)開始:13時30分~15時
会場 熊谷市中央公民館大ホール
令和初となる研究発表会は、令和2年2月22日(土)、「郷土文化の発掘と創造」と題して熊谷市郷土文化会の小池博会長に発表していただきました。
熊谷市郷土文化会は1935年設立。85年の歴史を有する、会員数190名の市内最大の文化研究団体。熊谷地方の歴史や文化の調査研究を行い、その成果を毎年『熊谷市郷土文化会誌』(100ページ前後)としてまとめあげ発刊、2019年で75号を数えています。熊谷市の郷土文化の研究に多大な貢献をされた功績が認められ、令和元年度、埼玉県シラコバト賞が授与されました。
発表は〔1〕幕末の彫工師「熊谷の源太郎」について、〔2〕伝統文化を活かす「久保島地区の事例」の2部構成。
まず、幡羅郡玉井村・上の茶屋(現在の熊谷市玉井南)出身の「彫り物名人」小林源太郎についてお話をいただきました。参加者全員に配布された、「『熊谷市郷土文化会誌』第72号から第74号までの3冊に掲載された詳細な研究のコピーを参考に源太郎の生涯・足跡を追いながら、群馬・新潟などに今も遺る源太郎の彫刻を実際にスライドで確認するというかたちで、源太郎の彫刻の魅力を十分に実感することができました。
続いて第2部では、小池会長が自治会役員を務めておられる久保島地区の活動事例に関してお話いただきました。
約20年前には、地域の人びとのつながりに欠け、内部課題が大きかった久保島地区。しかし、自治会役員の刷新に伴い改変機運が高まり、郷土の特性、つながりを活かしながら、新住民、若い世帯、子どもたちも巻き込んでの精力的な活動で大きな地域再生のうねりを興し、今に至っていることを知りました。
小池会長のお言葉のなかでとりわけ印象的だったのは「廃れたものから今活かせるものを再発掘し、若い人たちにバトンタッチできるものを渡していく」というお言葉でした。
15分のフォトムービーでは「納涼祭」、「新年祭」などの伝統的な祭り、「曼珠沙華の里祭り」、「オ・ドーレ玉井宿」等々多岐にわたる活動が紹介され、金子文化連合会長も謝辞の中で、「15分の映像の中にインパクトあるものを詰め込んでたいへんに感動いたしました」、「全市内でも誇りある稀有な活動」と賞賛。金子会長の謝辞を伺いながら、「郷土文化の発掘と創造」というテーマのもと、熊谷の源太郎の研究と久保島地区の活動事例が一本の太く濃い線でつながった発表内容の見事さに深い感慨を覚えました。
なお、開催にあたりましては、郷土文化会の関係者の皆様、久保島地区の皆様のご参加とご協力をいただきました。深く感謝申し上げます。(行木妙子)